猟奇殺●の現場で血まみれで保護された一人の女。 虚ろな目をした彼女“恭子”は、心を閉ざしたままだ。 捜査はこう着状態で進展の兆しさえなかった。 美人秘密捜査官“八木薫”は、かつての恋人で臨床心理士の“純一”に恭子のカウンセリングを依頼するが、なんと恭子は8人の人格をもつ多重人格者であることが判明する。 そして、新たに発生する猟奇殺人。はたして事件の真相は――。